英国季節の話題
|
June 6月 1年で一番良い時期 |
6月。
そんな6月ですから公式行事もたくさんあります。英国で6月といって思い出すのは、まずは女王陛下のお誕生日パレード。
毎年6月の第2土曜日には、女王様の公式のお誕生日をお祝いするパレードが行
われます。
えっ、何故お誕生日が毎年変わるのかって?
それが6月の良いところなのです。
女王様の正式なお誕生日は4月21日、つまりApril
Showerで有名な雨の降り続く4月なのです。
また、4月はまだまだ寒い!
“女王様のお誕生日をお祝いしたい人達が、この寒く天気の悪い中を道端に立って我慢するのは忍びがたい。それでは天気が少しでも保証されている6月にお祝いしようではないか。”
なんてことが本当に議論されたかどうかは別として、4月は天気が悪いので6月にお祝いしましょうと決められたのは本当の事です。
ですから毎年第2土曜日には、女王様のお誕生日をお祝いする人達が立ち並ぶ中を、女王様が優雅にパレード致します。
また、この日、OBEやMBEのような、日本で言う勲章にあたる称号を、この国のために活躍した方たちに贈られます。
6月といえばスポーツ。
英国では有名な2大スポーツイヴェントが行われるのも6月です。

紳士の国英国のテニスにまつわる有名なエピソードといえば、
2年ほど前の大会でしょう。
今でも忘れません。
試合が雨のため中断された時、たまたま観客として訪れていたクリフ・リチャード氏に、ウィンブルドンの大会委員会がお客様を楽しませてもらえないかと頼みました。
クリフ・リチャード氏は快く引き受け、
いきなりスタンドでマイクも持たずに歌いだしたのです。
途中からマイクも用意され、臨時コンサートは盛り上がってきました。
ナブラチロワ選手も合唱に参加し、雨が止んで試合が再開されるまでおよそ20分もの間、クリフ・リチャード氏は歌い続けたのです。
当然この模様はテレビでも放映されました。
お客様に頼むウィンブルドン側もさることながら、それを快く引き受けて歌ってくれたクリフ・リチャード氏には脱帽です。
紳士の国英国、まさしくその精神を垣間見た心地でした。
6月は日も長く本当に良い季節です。
暗くて寒い冬を乗り越えてきた英国人は、この時期に思い切り太陽の日を浴びて、また暗い冬を乗り切るための活力を養うのです。 でもだからといって、ロンドン市内の排気ガスの多い中で、外に座って昼食を食べるというのは、さすがの私でもできないですね。